都市産業を考える
都市産業とは、たとえば腕時計のベルトをつくったり、オモチャなど私達の生活に直結したいろいろな雑貨をつくっている分野です。
それは伝統的産業で先端的ではありません。
しかし絶対に消えない産業です。
これらの企業は墨田区・葛飾区や江東区の東側に分布しています。
市川市、大田区、横須賀を例として東京湾の2万4000ヘクタールの埋立地のうち、約1万ヘクタールくらいが工業用地、エネルギー関係の用地に使われています。
この工業用地が、今後どのように変わっていくかということについて、シンポジウム「東京湾のウォーターフロントを考える」で展開された議論を紹介しておきましょう。
その一つの事例として市川市の場合を取り上げます。
市川市の臨海部はほとんど工業専用地域のために、一般市民とは隔絶しています。
年間の工場出荷額が6300億円くらいあるが、市民にはまったくわからない感じで、工業的な機能が果たされています。
その工業活動のほとんどが湾岸道路や港湾機能に強く結びついています。