最初の呼吸
残念なことにこの国では、何百万という人が最初の呼吸に失敗したまま人生をはじめています。
かくいうわたしも、そのひとりでした。
わたしはある時期から自分の出生時の呼吸不全によるゆがみを自分で苦労しながら矯正してきましたが、そのおかげで、自分のからだについて多くを学ぶことができました。
わたしにあらわれていた異常は左膝のねじれ、右の胸郭の緊張、それに左の肩があがりがちになることでした。
異常は軽度でしたが、問題はゆがみに気づいて矯正をはじめたときが40歳をすぎていたということでした。
患者を診てきた経験からもいえることですが、年をとればとるほどからだのねじれを直すのがむずかしくなるということを、わたしは身をもって学んだのでした。
できることなら、読者も親などにたずねて、自分の出生時の呼吸の状態をしらべるといいのです。
わたしのようなやりかたをするオステオパシー医にかかるとき、その情報がとても役に立ちます。
・・・また、これから出産する人は、生まれたときの子どもをよく観察するといいのです。
最初の呼吸に注意を払うことによって、わたしたちは世界じゅうの人の健康状態を変えることに寄与できるのです。